クレジットカードを利用する際、お店の人に暗証番号を入力するか、サインにするかを求められたことがあると思います。
4桁の暗証番号を入力するほうが、当然簡単です。
でも、記憶が曖昧だと、間違いなく入力するのに、ちょっと緊張します。
暗証番号を間違えたらどうなるのか知ってますか?
例えば、試すのは何回までなら良いのか。
この記事を読めば、クレジットカードの暗証番号を試す回数について、紹介します。
クレジットカードの暗証番号を試すのは何回まで|何回でロックされる
クレジットカードの暗証番号を、間違えて入力してしまった時、すぐに慌てて、続けて入力してはだめです。
特に、間違えて思い込んでる時は、危険です。
慌てて2回目を入力して、その暗証番号がもし間違えた場合、「次に間違えると、ロックがかかって使えなくなるという警告が出ます」(表示されない場合もありますが)
つまり、暗証番号を試すのは「2回まで」ということです。
3回目で間違うと、ロックが掛かり、暗証番号での使用は停止されます。
ロックが掛かると、その後の手続がなかなか面倒になります。
クレジットカードの暗証番号を求められるのはicチップのカード
暗証番号の入力を求められるのは、icチップのカードを利用する場合です。
暗証番号を求められる理由は、本人確認のためです。
もしも、暗証番号の記憶が曖昧な場合、既に他のお店の買い物で暗証番号を間違えている場合は、「サインでお願いします」と言ってください。
クレジットカードの暗証番号を忘れたらサインで完結する
買い物自体は、その場でサインに切り替えれば、決済は可能です。
ICチップのクレジットカードの場合、暗証番号の間違いでロックが掛かると、「再発行」してもらうしか方法がありません。
そして、再発行されるまでの間は、そのカードは使えなくなります。
ICチップのクレジットカードは要注意
暗証番号の間違い入力の回数は、ICチップに記憶されています。
翌日になったら、リセットされるものではありません。
日にちを空けたら、大丈夫かも、と思っている人がいます。
ご注意ください。
試すのは、とにかく2回までです。
連続していなくとも、試すのは、2回です。
もしも、次にクレジットカードを使う場面があったときに、2回間違い入力をすると、1回目の間違いが記録されてるので、ロックがかかってしまいます。
注意してください。
クレジットカードの暗証番号の間違いに気づいたら
暗証番号の間違いに気づいたら、3回目でロックがかかり、使えなくなりますので、その前に暗証番号の照会をしておく必要があります。
後回しにして、後日つい利用しようとしてしまい、ロックがかかると再発行手続きをすることになり、なかなか面倒です。
ただし、暗証番号の照会は、その場ですぐには出来ませんので、注意してください。
クレジットカードの暗証番号が不要の場合もある
icチップ付きのカードでも毎回必ず暗証番号を求められるわけではないことに、お気づきだと思います。
本人確認の暗証番号もサインも求められない場合を、サインレス決済と言います。
サインレス決済は、お店がクレジットカード会社とサインレス決済の契約を締結している場合に、限られます。
また、金額も少額の場合と、されています。
主に、スーパーやコンビニ等での対応で、サインレス決済が可能です。
ただし、対象となるのは、1回払いのみです。
クレジットカードの暗証番号を照会するには|VISAの場合
VISAの場合、クレジットカードの暗証番号の照会や変更は、ネット(Vpassログイン)と電話での受付(0120-911-911)で可能です。
暗証番号がわからなくなってしまった場合は、ネットか電話で、受付をされたのちに、約1週間で登録している住所に暗証番号が通知されます。
暗証番号の変更をする場合、ICチップ付きのカードと、従来型の磁気テープのカードでは、手続きの仕方が異なります。
ICチップ付きの場合は、クレジットカードの再発行を依頼することになります。
暗証番号変更届けに内容を記入し、クレジットカードを送ります。
その後、作り直してもらうのです。
クレジットカードの番号を忘れてしまった|イオンの場合
イオンカードセレクトを除くイオンカードの場合、「暮らしのマネーサイト」へログインし、手順に沿って操作することで、暗証番号の即時紹介が可能です。
暮らしのマネーサイトへログイン後に、メニューから「各種お手続き・登録変更」を選びます。
次に、「暗証番号の照会・変更」を選びます。
次に、「暗証番号の照会」を選びます。
次の画面で、カードの有効期限とセキュリティコード(カード裏面に記載)を入力し、「照会」を選びます。
セキュリティコードがないカードでは、即時照会はできません。
クレジットカードの暗証番号は、サインの代わりに必要

暗証番号は間違い入力をするとロックがかかる
以前は、クレジットカードの決済は、サインがほとんどでした。
でも、最近は、暗証番号の入力を求められることが増えたと思いませんか?
これは、クレジットカードが、磁気タイプから、ICタイプに変わってきてからです。
4桁の暗証番号を入力するということで、セキュリティ性が高まること、決済時にサインするという面倒な手続きを省けるというメリットがあります。
今後は、基本は「暗証番号の入力」というふうに変わっていくのでしょう。
ただ、若干のネックは、その肝心の暗証番号を「忘れてしまうこと」です。
あるいは、「記憶違い」も同じように、困ったことになります。
基本的には、決済方法をサインに変えてもらえば良いのですが、問題は間違えて入力した場合です。
クレジットカードの暗証番号は4桁の専用の数字にしておく
クレジットカードの暗証番号は4桁
クレジットカードの暗証番号は、4桁の数字からなっています。
万が一、という防犯上のリスクを考えれば、暗証番号は、カードごとに変えて設定しておくのが、本来正しいやり方です。
ですので、クレジットカードの枚数が増えてくると、暗証番号を覚えきれなくなるというリスクがあります。
しかし、そもそも、クレジットカードは、防犯上も、ポイント還元機能上も、1〜2枚にしておくべきなのです。
また4桁の数字の設定は、よく言われることですが、生年月日や電話番号など、わかりやすい番号の組み合わせは、万が一の時に、命取りになってしまいます。
理想的なのは、自分にしかわからない番号の組み合わせが良いです。
家族にすら分からない数字にするべし
意外と家族同士で、共通の暗証番号になることがあります。
家族内で、クレジットカードを盗んで不正利用する可能性は少ないにしても、警戒は必要です。
あいつは、どうせあの暗証番号だろうと推測されるのは、セキュリティ的にいい状態ではありません。
家族ですら全く想像がつかないような数字にすれば、セキュリティとして十分です。
あくまでも、クレジットカード1〜2枚だけに絞れば、覚える数字は少なくなります。
クレジットカードにおける暗証番号の決め方は、自分しか知らないトピックで
学生時代の思い出を暗証番号にするのも手
いきなり暗証番号を何にすればいいか、一から考えるのは大変。
そこでオススメなのは、自分しか知らない出来事から類推して暗証番号を決めること。
例えば高校大学の受験番号、好きだった女の子の電話番号の下4桁でもいいでしょう。
なんだっけ?と悩んだ場合、思い出しやすく調べやすいのがポイント。
また、個人情報だけでは特定しにくく、事情を知らない限りはたどり着きません。
大切な記憶とリンクさせることで、忘れにくくオリジナリティあふれる暗証番号にできます。
クレジットカードはサインでも使える
そもそもクレジットカードを使用する際は、サインを書いて決済を行うのが原則です。
サインを書きたくない、手間をとらせたくないという場合にサインレス決済が用いられます。
つまり、原則はサイン、例外的にサインレスで暗証番号の入力でOKとなっているだけのこと。
本当に忘れてしまった場合は、サインにしたいと願い出れば大丈夫なことが多いです。
ICカードでの決済の際に暗証番号が必須になることもありますが、サインでも大丈夫なケースが目立ちます。
まとめ
一番確実なのは、クレジットカードごとに暗証番号を設定しておくこと。
しかし、あのクレジットカードはどの暗証番号だっけ?とド忘れすることがあるのが人間。
それならば、キャッシュカードとは別に暗証番号を設定する程度で十分。
その数字も、高校時代、青春時代の思い出に紐づけするようなものでいいでしょう。
最悪の場合サインに切り替える手もありますが、忘れた場合は大至急カード会社に連絡を入れましょう。
新たに暗証番号を設定するなどして、次は忘れないよう対策を立てることがオススメです。
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