クレジットカードのセキュリティには、知っておくべきことがいくつもあります。
紛失したとき、エラーコードが出た時など、覚えておくと安心できます。
クレジットカードのセキュリティ|ICチップの義務化
ICチップによって、クレジットカードのセキュリティは、時期と比べて大きく変わりました。
クレジットカードの犯罪で怖いのは、スキミングです。
スキミングは、直接カードに触れなくても、カードの情報を盗まれ、悪用されてしまうことです。
ICチップでは、スキミングの可能性は、非常に少なくなります。
しかし、国内も含めて、ICチップ付きのクレジットカードに対応していないお店もまだあります。
2020年から、IC義務化が進んでいますが、2025年には、大阪万博の開催が予定されています。
さらに加速するものと思われます。
クレジットカードのセキュリティ|カードを紛失した時
クレジットカードの紛失に気づいたときには、不正利用されないように、すぐに連絡することです。
連絡する先は、クレジットカード会社と、警察です。
例えば、気づいた時間が夜遅い時間であっても、カードの紛失のような緊急時には、24時間対応がされるようになっています。
万が一、うっかりと届出をするまでに、数日経過してしまったような場合、紛失したカードを悪用されてしまった場合には、支払いについて責任を問われる可能性があります。
まず警察に、紛失届を出します。
受付けされた番号をカード会社に伝えることです。
どちらか一方に届けをすればいいというものでなく、両方に必ず届け出ることです。
カードには、盗難保険がついていますが、届出が遅すぎたり、こいや過失が認められてしまうと、カード会社は、悪用された金額について保証をしてくれません。
ですので、例え、仕事に忙しい時期であっても、至急連絡をすることです。
クレジットカードのセキュリティ|裏面のサイン
新しいクレジットカードが届くと、裏面に必ずサインをするように、と案内文があります。
このとき、すぐに書いてしまうのが、おすすめです。
うっかり、忘れたままで、後日使おうとしたときに、お店で使えません、と言われることがあります。
クレジットカードの裏面サインは、本人確認のために利用されています。
この裏面のサインは、必ずしも日本語でなくても構いません。
ローマ字でも有効です。
その他の国の言葉でも構いません。
クレジットカードの伝票に、記載されるサインと同一文字である必要があります。
端末に暗証番号を入力することで、決済ができるようになっていますが、万が一、暗証番号を忘れてしまっている場合には、サインが必要になります。
このときに、クレジットカードの裏面にサインがなければ、使えなくなってしまいます。
クレジットカードのセキュリティ|エラーコード
クレジットカードを使おうとしたときに、エラーコードが表示されて困った経験はしたことはないでしょうか。
エラーコードが表示される可能性があるのは、
お店の端末機のトラブル、カードの損傷などの問題、クレジットカード会社のトラブル、そして、カード所有者の問題があります。
ただ、エラーコードが表示される可能性が一番多いのは、やはりカード所有者に問題がある場合です。
端末機の故障でもない限り、お店の人はわからない場合もあります。
所有者本人に問題がある場合は、限度額オーバーや返済が遅れていることなどが考えられます。
クレジットカードのセキュリティ|個人の信用情報
クレジットカードの利用状況は、個人情報として、信用情報に登録されます。
延滞があれば、登録されてしまいます。
すぐに気づいて、きちんと返済を済ませば、なんともありませんが、繰り返し返済の遅れがあったり、そのまま放置してしまうと、信用情報に登録されてしまいます。
クレジットカード会社が、個人の信用情報を確認するのは、新規の申し込みの時点だけではありません。
例えば、利用限度額を増やすときや、更新する時などにも、個人の信用情報を調べます。
延滞として記録されてしまうのは、2ヶ月か3ヶ月以上の遅延があった場合です。
この記録があると、カードの更新がされなくなってしまうことがありますし、場合によっては、カード利用が停止されてしまうことがあります。
また、スマホの利用料金の支払いについても、遅れてしまうと、新情報に記録されてしまいますので、ご注意してください。
クレジットカードのセキュリティ|スキミング
スキミングは、なかなか怖いものです。
最近では、直接触れないだけではなく、数mほどの距離があっても、磁気テープに記録されている個人情報が盗まれる位に、技術が上がっています。
恐ろしいことです。
クレジットカードや銀行のキャッシュカードのスキミングによる、不正利用される実例が起きています。
100%ではありませんが、磁気タイプのカードではなく、IC付きのカードに変更することで、かなり防ぐことができます。
もしも、スキミングにあってしまったら、なるべく早く警察とカード会社に連絡をすることです。
クレジットカード会社には、不正利用については、60日以内に発覚した場合は保証をしてくれるという期限を設定している会社もあります。
しかし、逆に言えば、期限を越えると保証されないということになります。
なるべく早く気づくことができるようにするには、クレジットカードや銀行口座の管理ができるアプリをスマホに入れて、メール通知設定をしておくようにお勧めします。
利用された場合に、メールで通知されますと、他人に不正利用された場合に、なるべく早く気づけるようになります。
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