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本の読み方 読書が苦手

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本の読み方。読書が苦手なあなた。困ってる?

投稿日:2019-03-31 更新日:

  以前、社員が聞いてきた事がありました。

社長、本はどういう風に読んだらいいのですか?
えっ?

一瞬、驚いた後に、教えた事がありました。(これはビジネス書のことでした)

次の瞬間に思い出しました。

自分自身が本を読むのに苦労していた頃の事を。

本(ビジネス書)を読まない理由の一つに、「本の読み方が分からない」があると気づいた瞬間でした。

本の読み方、間違えてるかも

本を読めない人、読書をしない人に共通するのは「1ページごとに、1文字ごと」に読もうとしていることです。

小説ならば、1ページごと、1語句ごとに読むのは、いいと思います。 それは言葉の表現にも、著者の思惑や思いが込められているからと、筆者は思います。

しかし、ビジネス書の場合、何が書かれているのか、そのゴールを読み解くことの方が重要です。 例えるなら、小説は「どのように表現されているのか」を読む。表現の妙を楽しみということがあります。 対して、ビジネス書は「何が書かれているのか」「著者は何を言っているのか」を読む、ということの違いがあると思います。

筆者もビジネス書を読み込み始めた頃には、同じような思いがありました。 先ほどの「1ページごと、1文字ごと」方式で読んでいくと、分からない文字に出くわします。

すると、言葉を意味を調べます。そしてまた本書に戻って読みます。 その繰り返しが、読書がつまらなくなってくる原因の一つです。

あるいは、つまらない場合、眠くなります。

本を読むのが苦手の人に、「例のビジネス本は読んでるの?どのくらいすすんでるの?」と聞くとほとんど返事が決まってます。

「まだ最初の数ページです。」と答えます。

そうなんです。1ページ1文字方式で読んでいくと、つまらなく感じてしまう本て結構多いのです。 これってもったいないことですよね。

また、なぜ1ページ1文字ずつ読むかというと、一つ目の理由が、おそらくは本をあまり読まない人は、一冊1000円とか2000円の本を読んだ時に、「元を取れるように全部読み尽くそう」と考えているのではないかということが推測されます。   「つまらない。きっと得るものが小さい。でもせっかく買ったのだから最後まで読もう。」こんな感じに考えていると思います。 以前の筆者もそうでした。

この考え方は、「サンクコスト」に近い気がします。 行政が行う公共工事でよくありましたね。

何年もかかって工事をしていて、工事の途中で気付きます。 このまま工事を進めても、時代が変わったので利用者がいないかもしれない、と。 完成したら赤字はこれだけになる。 今中止すれば、赤字はその半分で済む。 しかし、ここでやめたら、ここまでかけた経費が無駄になるじゃないですか。 これがサンクコストです。少し間違えた「もったいない」です。もう一つの理由が、ビジネス書と小説を同じ読み方をしていることに原因があるのではないかと思います。

小説とビジネス書は、全く別のものです。読み方も違います。

一言で言えば、ストーリーを楽しむものと、誰かの主張(メッセージ)と根拠を読み解くものです。

なんのために、本を読むのか、ということです。

 

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本の読み方、ビジネス書の場合

筆者の考えるビジネス書の読み方です。

まず目次を見ることです。

次に、その中に探しているキーワードに関連することがないかを探します。

見つかれば、本文に行って読んでみて、章の途中であったとしても、もし違うと感じれば、また目次に戻ってという読み方です。

ビジネス書の場合は、この読み方をやってみてほしいです。なぜなら、忙しいビジネスマンに、分厚いビジネス書の端から端まで、読んでる時間はないからです。書店で購入する場合は、必ずやってみてください。

この方法が馴染んでくると、本買って読んで、答えが見つからなくて失敗したと思うことはぐんと減少するはずです。

小説の場合ですと、「行間を読む」という言葉もある位ですので、1行1行の中に、登場人物の人柄や雰囲気、そして映像や音が聞こえてくるような文章もあります。それはそれで、僕も好きです。そういう本については、1行ずつ読んだ方が良いでしょう。

しかし、ビジネス書の場合、「この本は、何について書いてます」という一つのメッセージがあります。

多くのビジネス書の場合は、本のタイトルに、そのメッセージが現れています。

それに対する、答えや考え方やその根拠・情報などを読み込んで見つけにいくものと思います。

ですので、僕は一冊の本を読んで、今の自分にとってためになる役に立つ1行なり2行なりが見つかれば、それで良いのではないかと思うようになりました。

僕が、一番本を読んでいた時期というのが、仕事で対面している問題の答えを見つけようとしていた時期でした。当時は、自分はめちゃくちゃな読み方をしているかもしれないと思いつつ進めていました。

しかし、近年になって色々な方の読書の仕方を聞いたり読んだりしていると、「ああ自分と同じ方式の人、結構いるんだな」と気づきました。

星野リゾートの星野佳路社長が昨年ごろ何かのインタビューか何かで書かれていた記憶があります。「ビジネス上の問題課題の発見と解決策を探しに本屋に行く」と書かれていましたね。

僕の場合も、ちょっと近いのですが、業務を行う中で、理想的ではない現状がああり、切羽詰まっている状況の中で、問題点はどこにあるのか、本当にそれが問題点なのか、ではどうやって解決するのか、という答えを探すために、本を読んでいました。

そんな考え方が原点ですので、1ページ目から1文字ずつなんて読み方をしていたら、問題はいつになっても解決策が分かりません。

それが習慣的になり、その後は、一冊の本から今の自分にとって「重要な何か」を一つか二つか見つけられれば良いという考え方で、読んでいくようになりました。

しかし、中にはエッセンスがたくさん詰まっている本もあります。とても一つか二つでは済みそうにありません。例えば、ドラッカーのように、そういう本もあります。

エッセンスがたくさん詰まっている本の場合は、「抄録」か「書き込み」が良いと思います。ガッツリと吸収したいという読み方です。

「抄録」とは、本を片手に、ノートを開いて(パソコンでも良いです)おいて、感じ入る部分を切り取って、ノートに書き写す方法です。

僕の場合、ドラッカーの本は、そうして読むことが多いです。

「書き込み」は、「ここ大事」という部分にマーカーで線を引いたり、何か閃いことがあれば、具体的にその本に書き込む方法です。

人によっては、この方法を実践している人の話を聞いたことがあります。

「抄録」がいいか、「書き込み」がいいか、この辺りは、好みでしょう。

そして、最後に一番大事なことがあります。

その本を読んで得たことを実際の業務や日常でアウトプットすることです。これをやらないと、本を読んだ価値がなくなります。

アウトプットの方法は、いくつかあります。

  • 人に話すこと(この本には、こんなことが書いてあって、ためになったんだよ。でも良いでしょう)
  • 知り得た方法や情報を使って、具体的に行動してみることです。

特に、「人に話すこと」は、最初のうちは、本の受け売りで気恥ずかしさがあるかもしれません。

しかし、何度も何冊もの本からの刺激を人に伝えているうちに、どの本で誰が言っていたかも忘れてしまう時が来ます。

ここまでくると、それは自分のものとして、何度でも再生可能な自分の知識の一部として理解していることになります。 このように、思考が展開しはじめている時、自分の仕事ぶりに変化が起きていることに気づきます。 収入がステップアップしていく瞬間です。 

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