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仕事の 優先順位を 考える やるべきことは?

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仕事

仕事の優先順位を考える・やるべき事は?

投稿日:2019-04-03 更新日:

仕事の優先順位を考えるときに、「緊急かつ重要な仕事」という考え方がありますね。

しかし、最も優先すべきは、「緊急ではないが重要度の高い仕事」です。

の考え方は、ビジネス書を読んでる人なら、よく知っていることですね。

それは「緊急ではないが重要な仕事」こそ、明日を作る仕事だからです。

「緊急かつ重要な仕事」にはすでに新たな生産性はなく、いわば昨日の仕事だからです。

今回は、そのビジネス思考法ではなく、ドラッカーさんの言葉にふれたい。 それは「なされるべき仕事」です。

2019年、働き方改革関連法が施行され、残業の上限規制(原則月45時間)がスタートします。

しかし会社が社員に求める仕事量・求められる成果量が減るわけでは無いです。では、これまでも残業が多かった人は、どうすれば良いのだろうか、と思います。

まず思い浮かぶことが、「仕事の優先順位を考える」「やるべき事は何かを考える」ではないでしょうか。

しかし、ここに「落とし穴」があることに気付いて欲しいです。それは『誰にとってなのか』に注意しないと報われない仕事になるからです。

これまでの自分自身の経験と色々な社員を見てきた事実から、ここを間違えてしまった事例を何度も見てきました。『努力したことが成果に繋がらない+会社に貢献できていない状態』が発生していました。

 

仕事の優先順位|『やるべき事』と『なされるべき事』

「やるべき事」を考えているときというのは、ほとんどの場合が『自分軸』で考えています。『自分としては…こうするべき。これが良いと思う』と考えてしまうのです。

すると、やりたいことが優先される傾向が有り、本当にやるべき事を後回しにしてしまう可能性が高くなります。その結果、求められてることとズレが発生し『貢献できていない・努力が報われない」という事が起きてしまいます。

「なされるべきこと」とは何か?

『なされるべき事』とは、自分の意志とは関係なく、「組織の中での自分」または「顧客にとっての自分」という「存在」の立場や役割において、本当はその存在(=自分)は何をなすことが会社に貢献することなのか、顧客が喜ぶことなのかを考えるのです。

こう考えると、「自分がやりたいと考えたこと・やるべき事と思っていたこと」とは、違う考えが浮かんできます。

それが、本来、『なされるべき事』なのです。

僕がこの言葉に出会ったのは、すごく遅くて、40代半ばくらいにドラッカーさんの本を読んだ時でした。

正直、最初この言葉を見たときには、「なんか変な日本語だな」と思いました。ドラッカーさんの本のほとんどを訳していたのが、上田惇生さんでした。最初は本当に日本語訳が変なのではないかと思ったことを覚えています。(お恥ずかしい。)

 

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本当に優先しなくてはならないこと

なされるべき事とは、「自分という存在が組織や顧客に貢献する」ために「なすべき事」なのです。これを軸として考えるようになってから、僕の仕事のやり方は明らかに変わりました。

なされるべき事の中には、以前の自分であれば、後回しにしてしまったことや苦手なことも有りました。しかしそれこそが、本当になすべき事であり、「なされるべきこと」だと理解すると、面倒とかやりたくないという気持ちが薄くなりました。

その結果、僕は40歳を過ぎてから飛び込み転職をした東証一部企業で、5年後頃には支店の責任者の一人に昇格し、年収は8桁台になりました。狙ったわけでは無く、あくまでも結果です。

その後も、時々立ち止まり、今自分がやろうとしていることは「なされるべき事なのか」を考えるようになりました。この思考の仕方は、どんな仕事の人にも、有効だと思います。

本のタイトルは「The Effective Executive」です。日本語のタイトルは、ちょっと違うと思うのですが、ドラッカーの「経営者の条件」です。

当時、僕は経営者ではありませんでしたので、ちょっと違和感を感じました。実際の内容は、「どうすれば優秀な人・成果を出せる人になれるか」という感じです。

その中に「なされるべき事を考えるのが成功の秘訣である」と書いてあったと思います。

世界的企業であるGE(ゼネラルエレクトリック)社の元CEOであるジャック・ウェルチさんは、「わが経営」という本でご存知の方も多いと思います。それは、CEO就任した当時に、ドラッカーさんの「なされるべき事」に影響を受け、GEを立て直した時の書いた物でした。

やりたい事業では無く、なされるべき事業を選択し、そこに集中しGE社を立て直したのです。

まとめ

自分ならこういう風にやると考えてしまいがちです。 それは、自分にとっての考え方です。   組織の中にいるものは、組織にとって、自分という存在は、何をするべきなのか、と考えるのです。 それが「なされるべき事」です。   筆者も、度々この支店に立ち戻り、考えるようにしています。  

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