現役の不動産会社社長が、転職・仕事・営業・起業について自分自身の経験から解説しています。

過去40年の記憶から

不動産 営業 転職

スポンサーリンク

転職

不動産営業へ転職希望のあなた|気になる給料条件と労働条件|不動産会社社長が解説

投稿日:2019-07-10 更新日:

不動産営業転職希望のあなた。

不動産営業を希望する理由は、高額物件を取引したり、人生で購入する最大の商品である不動産に携わることに、やりがいを感じているからだろうか。

あるいは、一般的に不動産業営業といえば年収の高い職種であり、年収の高い業界でもあることに、魅力を感じて転職を希望しているのだろうか。

この記事では、気になる給料(年収)条件、そして合わせて気になる労働条件(休日や残業)について、30年間不動業にいて雇用される側と雇用する側の両方の経験を持っている筆者から解説します。

 

不動産営業へ転職希望のあなた|気になる給料条件と労働条件

買い手

2019年版マイナビ転職のモデル年収平均ランキングによれば、不動産営業は職種別で4位で975万円、業種別では2位で751万円というデータが公表されている。

これは、過去1年間にマイナビ転職に掲載された求人のモデル年収から集計されたものです。

また、年齢別では、25才から年収400万円、29才以上500万円、31才から600万円、47才から800万円というデータもあります。

こうしてみると、不動産業が年収が高く、中でも不動産営業は高い年収であるらしいことが分かります。

 

筆者の経験からも、マイナビ転職のデータは概ね現実と合っている感じは、してます。

ただ、実際に不動産業といいましても、実は幅広い業種です。

筆者の会社のように、売買仲介業の会社もあれば、賃貸仲介、あるいは管理、新築マンション事業・新築戸建事業・投資物件事業までと幅が広く、一口に不動産営業といいましても、それぞれ仕事内容は異なります。

また、売上や利益なども異なりますので、それぞれの営業の年収にはかなり大きな差があるのが、実際です。

では解説します。

 

[adcode]

不動産売買仲介業なら稼げる

稼ぐ

 

不動産営業の中でも、給料(年収)が高いのは「売買仲介業」の営業です。

他の不動産業との給料基準では、売買仲介業はインセンティブや歩合といわれる売上に応じた支給金が際立っていて、成績次第で高い年収になります。

ただインセンティブや歩合の考え方は、会社よって異なりますので、ココに示す数字の目安はあくまでも参考例とお考え下さい。

売買仲介とそれ以外の不動産営業の違い

不動産業の営業は、みんな年収が高いのか?
先に説明したように、同じ不動産業でも売買仲介業は、少し特殊かもしれません。固定給の会社も無いわけではありませんが、一般的には、固定給+歩合という考え方です。歩合率が高ければ、固定給は低めの設定です。逆に歩合率の低い会社は、固定給は高めではありますが、個人目標(ノルマ)の達成には厳しいでしょう。また固定給なしのフルコミッション営業という人たちもいます。他の新築営業の人たちにも歩合やインセンティブという言葉はありますが、売買仲介のようにメリハリはありません。

売上のみを評価し単純に計算する会社もありますし、売上だけではなく勤務態度等の評価もを加味して評価する会社もあります。

特徴的なのは、年齢やキャリヤ・入社歴をあまり考慮しない傾向にあることです。

いわゆる売上金額の数字を中心をした絶対評価基準です。

例えば、同じく不動産業の営業であっても、新築マンション等の営業では、インセンティブ自体がそもそも無い会社もあります。

もちろん営業として優秀な成績を上げると、相対的な評価により、基本給から賞与までを含めた年収はアップをしていきますが、営業成績だけではなく、リーダーシップや論理的思考や戦略思考なども求められます。

新築マンションや新築戸建の営業では転職入社をして2~3年で高い年収になるためには、それ以前のキャリアの積み重ねや実際の業務でのそのキャリアの高さを証明していかなければなりません。

20代で転職をして、数年後に年収1000万になるということが実現するのは、売買仲介業以外の営業には起きないことですが、不動産売買仲介の営業には、全国にそういう人たちは何人もいます。

若くても営業成績の良い人に共通しているのは、相手の話をよく聞くヒアリング力が優れていることです。

(参考:「ヒアリング力の強化で売れる営業に返信できる」

大手と中小の違い

不動産会社に転職するなら、やはり大手の方が安心できるのですが、どうでしょうか
大手企業の方に転職する方が安心できる理由は分かります。それは知名度の高さですね。ただ知名度は高いですが、だからといって、給料等の条件が良いということにはなりません。むしろ逆ですね。それに中小企業の創業者の多くは、もともと大手に就職して実力がついてきたときに、大手の給料が売上に見合っていない事等を理由に退職して、起業しています。ですので、大手で修行をして、五年後に独立するんだ、という考え方ならば、良いかもしれません。

不動産売買仲介営業業を選択するとして、次に気になる事は、大手が良いのか中小が良いのかではないでしょうか。

大手と中小の違いは、認知度の高さの違いにあります。転職する方も安心するのでしょう。

大手の認知度の高さは、圧倒的な広告の量が原因しています。

本社主導で、大量の広告を行います。しかし広告の経費は、支店から納められる本部経費からまかなわれますので、営業社員に対する収入としては、中小企業よりも割合的には下がります。

不動産売買仲介の大手といえば、三井のリハウスと住友不動産販売です。

例えば、この会社で仲介仲介営業の社員が年間で3000万円の売上を上げた場合、その社員の年収は、600万円~700万円程です。

しかし中小企業で、同じく年間3000間年の売上を上げ場合、その社員の年収は、850万円~1000万円近い収入になります。

本部経費として納める金額は、それだけ大きな金額なのです。

確かに、広告が多いほど、顧客からの認知度は高まりますので、社員としては仕事をしやすくはなります。

しかし、不動産売買仲介業において、特に売主から売却依頼を頂くスキルというのは、人間力でもあります。

例えば、大手と中小が競合した場合、中小の営業が売主の信頼を得るケースは決して少なくありません。

そういうスタッフを抱えた中小企業は、大手企業のお店(営業所)と同レベルの売上を上げています。

 

 

稼ぐには自動的に残業は増える事になる。残業代はでない?

 

不動産売買仲介業の仕事に魅力を感じているが、残業が多いという話を聞いたことがある。実際にはどうなのか?
結論的には、残業は多い可能性があります。それも売上の多い社員ほどそうなる可能性があります。ただ、それには顧客との契約などに関係において理論的な理由があります。

会社による考え方の違いがあるかもしれませんが、筆者の経営者としての経験から解説します。
不動産という高額な商品であることと、商品自体が「唯一無二」であるという性質から、残業になってしまうことがあります。
それは、高額な商品であることから、人生に何度もない事ですので、一般的にはご夫婦同席での商談が中心になることがありますので、商談の場はお休みの日か平日の夜の時間帯になる傾向が強くあります。
もう一つの理由の方が、強いかもしれません。不動産は、特に中古物件の場合、同じ商品は存在しません。
物件の状態が違えば価格が違いますし、価格が同じでも物件の場所や向き/面積/マンションならば階数も異なります。
ですので、土日に物件を見て買いたいと思っている買主さんの購入申し込みから銀行ローンの手続きは、なるべく早く行う必要があります。
気に入った物件をゆっくりじっくり考えているうちに、他の買主が現れてしまうことは、日常的に起きていることです。
一週間二週間、じっくりと考えたいことを売主に伝えても、その間に買ってくれる人が現れれば、売主は当然そちらの方と契約をしたがります。(待った結果、買わないといわれるりすくがありますからね)
ですから、買主はもし気に入った不動産があれば、早く決断し、手続きを進めなければ、中古物件を購入することは出来ません
その一連のサポートをすることが仲介営業の仕事の一つでもありますので、買主に会って書類を揃えたり、署名捺印をして貰うためには、平日の帰宅後の時間帯に訪問するということになるのです。
ですので、商談の無い営業には残業は発生しません。ただ正田の無い営業は売上がない事になります。売れない営業の収入は当然低いです。

残業しても残業代は出ないって本当?
基本的にみなし残業45時間を含んでいるという就業規則が一般的(2019年)だと思います。その場合、毎日残業をしていない限り、月45時間の中に含まれてしまいます。含まれることになれば、残業代としては発生しないです。

これは、休日出勤も同じなのですが、毎日数時間の残業をしていない限り、規定に決められている45時間に含まれるケースがほとんどです。
また残業という考え方の誤解もあります。
本来、残業も休日出勤も事前に上長の許可が必要です。(通常、修行規則に記載されています)
夜に顧客との商談があるという場合、通常事前にアポイントがありますので、上長の知るところとなります。
しかし日中の仕事の段取りがスムーズでは無く、例えば何かの準備や資料の作成が夜の時間にまで押してしまい、結果的に定時から遅れて帰りました、という場合は残業とは言えないのです。上長は事前に許可を受けて了承することが出来ません。
限られた時間をどのように有効に使うのは、非常に重要です。(参考:時間マネジメントして仕事の生産性を上げる
10人未満の会社では、就業規則を届けでる義務がありませんので、残業することが常態化している会社もあるかもしれませんが、そういう会社は、歩合率を高く設定していて、歩合やボーナスで還元するとしている会社もあります。
余談ですが、通常ボーナスの支給条件には、支給日に在職していることが記載されていますので、途中退職してしまう場合は、受け取ることが出来ませんので、注意です。
更に、支給後〇ヶ月以内に退職する場合は、賞与の返還を求めるという記載がある場合もありますので、ボーナス貰ってから退職しようと考えるの場合であれば、要注意です。
また、ボーナスは給料ではありませんので、貰えないことを訴えることも出来ません。会社の既定条件がすべてです。

 

まとめ

不動産営業に転職を検討しているあなたに向けて、筆者の経験から解説をしてきました。

給料条件を考えるのであれば、不動産営業の中でも、不動産売買仲介業の営業が給料の条件は良いです。

また、意外に大手よりも中小の方が条件が良いケースがありますので、良くリサーチした方が良いですね。

既に転職サイトに登録したり、情報収集をしていると思いますが、こちらでも紹介しておきます。

またエージェントという相談相手が無料でサポートしてくれるサービスもありますので、もしまだしていないのなら登録した方が良いです。サイトで広告されていない求人情報を紹介してくれるのも魅力です。






 

また、売上の多い人は年収も高くなっていきますが、残業も増える傾向は有ります。

理由は先に述べたとおりですね。

ただ残業規定の範囲内に収まっていないのでしたら、仕事の仕方の見直しもすべきですね。

それは生産性の無い時間をなるべく減らすことです。スキルアップしてスピードアップするのも大事です

 

不動産売買仲介の営業の仕事は、やりがいもありますし、知識とスキルをつけて、売上を上げていけば、他の業種の営業にはあり得ない高い年収になる仕事です。

頑張って下さい。

 

[ranklist cat=3 num=3]

スポンサーリンク

-転職
-, ,

Copyright© 過去40年の記憶から , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.