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家庭菜園

大根の育て方|家庭菜園初心者でもできる栽培方法

2019-12-02

大根は、家庭菜園初心者の方でも育てやすい野菜です。

家庭菜園初心者の方でもわかるように、大根の栽培方法を説明します。

 

この記事をを読めば、大根の種まきや間引きの方法、保存方法や病害虫対策などがわかります。

大根の育て方について、現役農家のてんぞが解説します。

 

 

家庭菜園での大根の育て方・栽培方法|大根栽培の歴史

大根

大根

日本での大根栽培の歴史は古く、弥生時代から育てられていました。

日本書紀や古事記にも、大根についての記録が残っているようです。

漬物や乾物として保存食にもなるので、作物ができなかった時には、貴重な食料として重宝されてきました。

今でも祭礼の場で大根が使われることも多く、日本でとても親しまれてきた野菜です。

 

 

家庭菜園での大根の育て方・栽培方法|品種

家庭菜園 種をまく

家庭菜園 種をまく

家庭菜園の大根には様々な品種があります。

 

春まきや秋まきの季節ごとの品種だったり、「練馬大根」、「桜島大根」などの地方品種が出回っています。

用途ごとの品種も様々で、煮物なら「おでん」、「鉄人」、漬物だと「理想」、「四季姫」などがあります。

他にも、切り干し大根用の品種や、短い期間で収穫できる品種も売っているので、お好きな品種を選んでください。

 

栽培時期

・春まき

種まき時期:4月~5月/収穫時期:6月~7月

 

・秋まき

種まき時期:8月~9月/収穫時期:11月~12月

※栽培時期は、地域、品種によって違いがあります。

 

大根は、1年中栽培することができますが、家庭菜園で育てやすいのは、春まきと秋まきです。

北海道などの寒冷地では、初夏まきもできます。

 

家庭菜園の大根栽培で特におすすめなのは、秋まきです。

大根は生育するにしたがって生育適温が下がるので、だんだんと気温が下がっていく秋まきだと、とてもおいしい大根が作れます。

 

春まきの場合は、短い栽培期間で収穫できます。

春まきの大根は、とう立ち(花茎が伸びて、花ができる)しやすいので、とう立ちしにくい品種を選んだ方がいいです。

 

家庭菜園での大根の育て方・栽培方法|土作り

 

次に土作りについて解説します。

 

土を深くまで耕す

大根は根を深くまで伸ばすので、家庭菜園の土を深く耕します。

 

30cmくらいの深さまで耕して、固い土、石や植物の根っこなどを取り除きます。

固い土や石などの障害物が土の中にあると、大根が又根(根が二つ以上に割れる)になってしまいます。

 

土を深くまで耕すには、まずスコップで荒く土を掘り返して、その後にくわで土を細かく耕すと簡単にできます。

もし深く耕すのが面倒なら、畝(うね)を高くするか、根の短い二十日大根などを育てるといいです。

大根は日光を好むので、家庭菜園で日当たりのいい場所を選んで、栽培しましょう。

 

肥料

大根の好適土壌phは5.5~6.5と、酸性に強いので、石灰はあまり施さなくてもいいです。

家庭菜園の土壌酸度に合わせて、種まきの2~3週間前に石灰を50~100g/㎡施し、良く耕しましょう。

 

家庭菜園の大根栽培では、未熟なたい肥は使わないようにしましょう。

大根の根が未熟なたい肥に触れると、又根になってしまいます。

 

また、土の中にたい肥や肥料の塊がある場合も又根になります。

たい肥や肥料を施したら、たい肥や肥料の塊がなくなるまで良く耕しましょう。

 

大根は肥料の吸収力が強いので、肥料が少なめでも良く育ちます。

種まきの1~2週間前に牛ふん堆肥を2kg/㎡、化成肥料(窒素:リン酸:カリウム=8:8:8)を100g/㎡施し、良く耕しましょう。

 

畝(うね)立て

畝幅50~60cm、畝の高さは5~10cmの畝を作りましょう。

家庭菜園の水はけが悪い場合は、畝を高くした方がいいです。

 

連作障害

大根は、家庭菜園で連作しても大丈夫です。

 

ただ、連作すると、病気になりやすくなります。

病気になるのがいやなら、2~3年開けるか、家庭菜園の他の場所に植えましょう。

 

プランター

大根をプランターで栽培するなら、深さ20~30cmの底の深いプランターを用意しましょう。

 

深いプランターがなかったら、根の短い品種の大根を栽培しましょう。

プランターに入れる土は、市販の培養土がいいです。

プランターは、日当たりのいい場所に置きましょう。

 

家庭菜園での大根の育て方・栽培方法|種まき

 

続いて種まきについて解説します。

 

種まき

家庭菜園の大根の種は畑に直にまきます。

苗を移植して栽培することはできません。

 

株間30cmで種を点まきします。

指で深さ2cmの穴をあけ、3粒ほど種をまきます。

大根の種は発芽率が高いので、多くまかなくても大丈夫です。

種まき後は、土が乾燥しないように水やりをしましょう。

 

害虫対策

大根は、発芽してから本葉4~5枚頃までは害虫の被害にあいやすいので、害虫対策をした方がいいです。

 

不織布、寒冷紗のべたがけ、防虫ネットのトンネルがけをすると、害虫対策になります。

銀色の線が入っている防虫ネットは、アブラムシ対策になります。

アブラムシは、葉をかじったり、モザイク病などの病気の感染源になります。

 

大根の生育初期の適温は、20℃くらいです。

20℃より気温が高ければ、寒冷紗、気温が低ければ、不織布をかけるといいです。

 

ただ、不織布や寒冷紗は日光を遮ります。

日光を遮るのは、大根にとって良くないので、本葉4~5枚まで成長したら、外した方がいいです。

 

家庭菜園での大根の育て方・栽培方法|間引き

 

間引きの方法

間引きは、本葉4~5枚のころに行います。

 

間引きはこの一回でいいです。

この時に一本立ちさせましょう。

 

株元の土を手で押さえて、他の株を一緒に抜かないように気を付けながら抜きましょう。

もし根を傷めそうなら、根元からハサミで切って間引いてもいいです。

 

どの株を間引けばいいか

葉につやがなく、濃い緑の葉で、生育が良すぎる株は間引きする。

 

葉の生育が良すぎる株は、葉の重さで根が曲がったり、根っこが肥大しない場合があります。

生育の良くない株も間引きします。

 

畝に対して垂直に伸びている株を残して、曲がっている株を間引きましょう。

曲がっている株は、根っこも曲がったまま成長していってしまいます。

 

病気になっている株や、害虫に葉を食べられている株も間引きます。

 

家庭菜園での大根の育て方・栽培方法|追肥・土寄せ

 

追肥

追肥は、間引きした後に行います。

 

一株につき化成肥料15粒ほどを株元に施します。

葉の色が濃い緑で生い茂っている場合は、追肥しなくてもいいです。

肥料をやりすぎると、窒素過剰になり、裂根になります。

 

土寄せ

追肥と同時に、土寄せをします。

 

土寄せとは、畝の外側の土を株元に寄せることです。

間引きした後は、株がぐらついています。

土寄せをすることで、株をしっかり支えることができます。

 

収穫

収穫の目安は、大根の葉が垂れて広がってきたころです。

根が折れないように、根元を両手でしっかり握って、上にまっすぐ引き抜きましょう。

 

収穫が遅れると、す入りしてしまいます。

す入りとは、大根の葉や根に空洞ができることです。

すが入った大根は、あまりおいしくありません。

 

秋まきの場合、霜が降りると、凍害にあったり、収穫の時に株が傷みやすくなるので、早めに収穫しましょう。

霜が降りている時に収穫する場合は、晴天の午後の温かい時間帯に行うのがいいです。

 

冬の保存方法

冬の間は、大根の葉の根元まで土で埋めると、畑に植えたまま保存できます。

 

一度収穫した後に、土に埋めて保存する方法もあります。

大根の葉を切って、畑に掘った穴に大根を埋めます。

上から5~10cm土をかぶせて土の中に置いておくと、長く保存できます。

 

家庭菜園での大根の育て方・栽培方法|病害虫

 

べと病

葉に黄緑色の病斑ができ、しだいに灰白色になり、根っこが入れ墨を入れたような状態になります。

加湿の時に発生しやすいです。

密植を避け、雑草が繁茂しないようにしましょう。

 

軟腐病

葉や根っこが軟化して、腐ります。

高温多湿の時に発生しやすいです。

土壌感染するので、発生した株は早めに取り除きましょう。

 

その他の病気

・モザイク病

・萎黄病

・横縞病

など

 

アブラムシ

白色や緑色、赤褐色の小さな虫です。

葉を食べ養分を奪い、モザイク病などの病気の感染源になります。

 

銀色の線が入った防虫ネットがアブラムシ対策には有効です。

もし大量に発生して防除が難しいなら、「粘着くん」というソフト農薬があります。

「粘着くん」は、でんぷんで作られているので、安全性が高いです。

 

その他の害虫

・ヨトウムシ

・コナガ

・キスジノミハムシ

など

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