手元に現金がない場合、それでも税金を支払わなければならない、
そんな時はクレジットカードがオススメ。
クレジットカードなら簡単に税金が支払えて、あとで引き落としがされます。
とはいえ、物事は表裏一体、手数料を心配する声もあります。
この記事を読めば、クレジットカードで税金を支払うべきかどうかがお分かりいただけるでしょう。
それでは解説してまいります。
クレジットカードで税金を支払うと手数料はそれなりにかかる!
国税の方が地方税に比べれば手数料がかからない
法人税や相続税など国税をクレジットカードで支払えます。
その際にかかる手数料は、税金1万円ごとに税別76円かかります。
消費税を加味すると、1万円につき83円が手数料として必要に。
これを高いとみるか安いとみるかは地方税の手数料で判断を。
ヤフー公金支払いでは、特定の自治体の住民税などが支払えます。
その際の税金の手数料は、一般的に1万円ごとに税込み110円です。
クレジットカードで支払うなら地方税の手数料が高くつくコトに。
ヤフーのアカウントがあれば、Tポイントを使って支払うコトも可能です。
ただ、額面が額面なだけに現実的とはいえず、税金を支払う際は気を付けましょう。
還元率は1%あっても厳しい場合が
本来窓口で支払えばかける必要もない手数料をかけてまで、
クレジットカードを用いる人の心理。
それは税金を支払うことでクレジットカードのポイントがつくから。
思惑通りポイントはつきますが、問題は還元率。
ヤフー公金支払いというサイトを通じて支払う場合、
還元率が1%以上ないと損をします。
国税なら1%もあれば十分ですが、地方税だけ窓口、
国税はクレジットカードと分ける必要が。
手間を考えた際、還元率1%では税金をクレジットカードで
支払うのは、いささか心許ないでしょう。
クレジットカードの手数料以前に、金融機関などで税金の支払い目的で使えない
銀行やコンビニではクレジットカードに対応していない
クレジットカードで税金の支払いが行えるのは、ネットを通じたものばかり。
そのため、銀行やコンビニなどで支払おうと思っても、
クレジットカード決済を受け付けません。
また納期限の問題もあります。
納税が行われた確認されるのは、
クレジットカード決済をした日の少なくとも1週間後。
納期限に手続きを済ませていれば延滞税は発生しませんが、車検などに影響する場合も。
余裕をもって対応をしないと、窓口の前で途方に暮れることになりかねません。
自治体によって受け付けてくれるところとそうでないところが
ネットを通じてであれば、税金の支払いが行えますが、すべての自治体ではありません。
手数料以前に、自分が住むところが
クレジットカードでの税金の支払いを受け付けていないなんてコトも。
どうしようもなく、国税など限られたもので使うほかありません。
税金に関する決済ができるのか、手数料はいくらか、改めて確認しましょう。
まとめ
クレジットカードで税金の支払いが行えれば、
手数料こそかかるものの、いつでも支払えます。
夜に支払いが行えるとなれば、
手数料が多少かかってでも税金の支払いに利用するでしょう。
せっかくならお得に利用したい人は、手数料の割合より還元率が高ければ大丈夫。
わざわざこのために替える必要はないですが、
要素の1つに考えてみるのもいいでしょう。
まずは税金の支払いにカードが使えるかどうか。
手数料がいくらかというのはその後でいいでしょう。
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