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ニュージーランドのマオリ族はなぜハカダンスを踊るのか?

2019-11-08

ポイント

この記事でお伝えすることは次の通りです。

〇マオリの歴史と習慣

〇マオリのハカダンスに込められた意味

〇現在マオリのハカダンスを見られる機会

 

こちらの記事を読んでくださいますと、マオリ族のハカダンスについて理解を深めていただくことができます。

それでは、解説いたします。

 

 

ニュージーランドのマオリ族はなぜハカダンスを踊ったのか?

ニュージーランド マオリ

ニュージーランド マオリ

 

ニュージーランドのラグビーチーム、オールブラックスが試合の前に踊るハカダンス。

なぜハカダンスは踊られるようになったのでしょうか?

 

ヨーロピアンがニュージーランドへ来る以前のマオリの生活

伝説では、マオリは7艘のカヌーに乗って、ポリネシアに浮かぶハワイキ島からニュージーランドにやってきたと伝えられています。

諸説があるものの、主にマオリがこの地にやって来たのは1320年から1350年ごろだと言われています。

 

ヨーロピアンが初めて、ニュージーランドに上陸したのは1769年。

イギリスの提督ジェームス・クックが、ヨーロッパ人として初めて、ニュージーランド上陸に成功しました。

それまでの間、マオリ族は中央集権を持たず、小さな部族に分かれてお互いに戦いを繰り返す戦闘民族でした。

 

マオリは、部族ごとに小高い丘に「Pa(パ)」と呼ばれる要塞を築き、クマラ(サツマイモの一種)を育てたり、漁や狩猟をしたりしながら暮らしていました。

マオリのそれぞれの集落には1つづつ、Marae(マラエ)と呼ばれる集会所とPataka Kai(パターカ・カイ)と呼ばれる食糧貯蔵庫がありました。

食糧貯蔵庫は、戦争を仕掛けにくるような大柄な成人男性が、なかなか入れない小さな出入口を設け、子供に管理をさせたりとしていたそうです。

いつ敵の部族が攻めてきてもいいように、遊びの中にも手首や反射神経を磨く運動を取り入れ身体を鍛えるのが、マオリの日課でした。

 

戦争の踊りハカダンス

War Haka(戦争のハカ)は戦闘の前に、マオリの戦士によって踊られ、そのダンスには相手に力と腕前を見せつけ、威嚇する意味が込められていました。

 

マオリのある部族が違う部族と出くわすと、相手に戦意があるのかどうか確かめるため、まずチャレンジという儀式が行われました。

チャレンジでは、部族を代表して1人の若い戦士が、相手側の部族の酋長の前に威嚇をしながら進み出て、一枚の葉っぱを酋長の足元に落とします。

 

相手の酋長がその葉っぱを拾い上げると友好の意思表示、葉っぱを踏みつけたり破ったりすると戦闘が始まります。

マオリは、戦闘に入る前に、手、腕、脚、足、声、目、舌、および身体全体を使い、様々なアクションでこのハカダンスを力強く踊って相手を威嚇しました。

 

ダンスの起源

このハカダンスの起源は、マオリ初期の伝説にまで遡ることができるようです。

 

太陽神タマヌイテラと彼の妻で夏の真髄であるヒネラウマテイには、タネロレという息子がいました。

夏の暑い日のひらめく空気は、母親のためにタネロレが躍るダンスによって、もたらされるとマオリは言います。

ハカの公演でよく見られる手振るいのしぐさは、タネロレの夏のダンスを表しているのだそうです。

 

現在のハカダンス

今日ハカは、ニュージーランドでは、マオリの儀式やお祝いの際にゲストを称え、その機会の重要性を示すために踊られています。

これには、誕生日や結婚式など家族イベントも含まれます。

またハカは、ニュージーランドでは、スポーツチームが相手に挑戦するときにも使用されます。

ラグビーの試合前に、ニュージーランドのオールブラックスが、迫力満点のハカを演じたのを見たことがあるかたも多いのではないでしょうか?

ニュージーランドの現地の学校では、カパ・ハカというマオリ文化チームがダンスを踊り、主要都市の観光施設でハカダンスをショーとして披露しているところもあります。

 

まとめ

もともとは、マオリの信仰の儀式的な意味合いを含むダンスだったようですが、その後戦闘の前に相手を威嚇する目的などで踊られるようになりました。

現在では、ニュージーランドでは、儀式やお祝いの際、スポーツの試合前に踊られ、また文化チームによるパフォーマンス、観光施設でのショーとして披露されています。

 

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