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健康

熱中症と夏バテの違いって? 熱中症はなぜ起きる?現役看護師が解説

ポイント

この記事でお伝えすることは次の通りです。

・夏バテと熱中症って同じようなものと思う人がいますが、実はこんな違いがあります。

・そもそも夏バテとは?

・実は、熱中症は命にも関わる大変な状態。症状と原因について。

 

酷暑のせいで、体力はどんどんと消耗する一方ですが、体力が減っていると体の免疫力や予備力が減ってしまい、夏バテ熱中症など、さまざまな病気にかかりやすくなってしまいます。

 

この記事を読んで頂けますと、夏バテ熱中症の違いについて、ご理解頂けると思います。

では現役看護師の  “にしの”  が解説してまいります。

 

 

夏バテと熱中症の違いとは?

夏バテと熱中症の違いとは (1)

 

夏バテは、なんとなく体がだるいな、といったように、なんとなく症状があるかもしれないと思う程度で、ゆっくりと体調に変化が起きます。

熱中症は、急激に体調に変化が起きるのが,

最大の違いです。

 

また、夏バテになっていると体の中のエネルギーが奪われている状態になります。

免疫力、予備力が低くなってしまうため、熱中症にかかりやすくなってしまいます。

夏バテになっちゃったな、と過ごしているうちに、だんだんと外の暑さが増し、気づいたら症状が進行して熱中症になっていた、ということも有り得ます。

 

そして、熱中症かも、と思った時点で急激に症状が進んでしまってしまい、意識を失うことも有り得なくはないのです。

怖いですよね。

夏バテと思った時点で、環境を整えて、夏バテの原因といわれている、自律神経を乱さないような生活を送ることで、危険な熱中症になるのを予防しましょう。

 

夏バテかもしれない、と思った時点で何かしらの対策をとっておかないと、熱中症のようなよりひどい状態となってしまう危険性がご理解いただけたのではないでしょうか。

特に子どもや高齢者などが夏バテや熱中症になりやすいのですが、健康な若い人でも起きてしまう可能性があるため、家族全員に共通する問題になってしまいます。

夏バテは、熱中症と比べ症状が比較的軽いため、気づかない人も多いのです。

熱中症へと重症化しやすいので、注意しましょうね。

 

 

夏バテとは?

夏バテ

 

夏バテとは、暑い気候により、体が対応できなくなってさまざまな症状がおきることを一般的に夏バテといいます。

 

原因としては先ほどあげたように、暑い気候により体が対応できなくなってしまうことから始まります。

自律神経が乱れてしまうことや、さまざまな原因によって夏バテはおきてしまうといわれています。

夏バテの症状や原因などの詳細については、別の記事に詳しく解説しているので、ご参照ください。

 

 

熱中症とは?

熱中症とは?

 

高温な環境でおきる、全身でおきる障害のことをいいます。

原因としては、熱によって体の中の細胞がはかいされてしまい、ひどくなると臓器不全といった、さまざまな内蔵の機能がまったく働かなくなってしまう状態になってしまうため、熱中症はとても恐ろしい状態であるといえます。

 

熱中症の症状について

熱中症の症状としては、3つのレベルによって分かれます。

 

Ⅰ度(軽度)

立ちくらみ、顔色が白くなる、こむらがえり、発汗、体温の異常(37度以上)、脈がはやくなる、口のしびれ、といった症状があり、意識はたもたれています。

熱けいれん状態、熱しっしんとも呼ばれています。

 

熱けいれんは、大量に汗をかいた状態で、水だけを飲むことで血液の中のナトリウムというミネラルの濃度が低くなることで、筋肉がつったり、けいれんが起きる状態といわれています。

熱失神は、皮膚の血管が開くことで血圧が低下してしまい、脳への血流がわるくなることで起きる状態といわれています。

この状況であっても、その場で対応すれば、症状をかいぜんすることができる状態です。

何か飲むことができるのであれば、経口補水液を飲んだり、塩分を取りましょう。

 

Ⅱ度(中等度)

頭痛、嘔吐、手足が冷たくなる、体温の異常(37~39度)、大量の汗、血圧の低下、脈がはやくなるといった症状があり、意識はだんだんとうすれていきます。

この状態を熱疲労の状態といわれています。

 

熱疲労とは、大量の汗をかき、水分がとれていないと脱水状態となり、体の血液の量が減ってしまうことで失神してしまい、熱しゃ病へとなってしまう状態です。

熱けいれんよりも、より重度な状態です。

 

このときに早めに医療機関に受診しておかないと、重度の熱中症になってしまいます。

家族や救急車など、あらゆる手段を使ってでも医療機関へ受診する必要があります。

 

Ⅲ度(重度)

体温の異常(39度以上)、汗が止まる、全身のけいれん、意識がなくなる状態になります。

こうなってしまうと体中のあらゆる臓器に障害が起きており、多臓器不全となっている場合があります。

 

いわゆる熱射病と呼ばれる状態です。

熱射病とは、体温が上昇することで、体の中枢機能に異常が起きる状態です。

 

中枢機能というのは脳のことをさします。

高温状態で起きる病気の中で一番重い状態の病気です。

 

病院に入院し、集中治療をして全身の管理をする必要がある、とても危険な状態です。

治療を行っていないと、最悪の場合死にいたってしまう為、一刻も早い受診が必要になります。

 

熱中症が起きる原因とは?

熱中症は急に暑くなったときに多発するといわれています。

・前日より急に温度が高くなった

・梅雨明けをしたばかりの時期

・気温がそれほどでも、湿度がやけに高いとき

・気温が高くて風がない

・アスファルトやコンクリートなど、草の生えていない砂地

・炎天下に長時間いる

・暑い中、急に激しい運動をしたとき

・体に疲れがたまっているとき

 

といった状況で熱中症は起きやすくなるといわれています。

 

これだけ見ると、夏バテ同様、暑い気候によって引き起こされる、もしくは暑い中で外にいると起きる、といったイメージを持ちやすいのですが、室内でエアコンも扇風機を回さない状況でも熱中症となってしまいます。

 

一人ひとりが自分の体調に気をつけるだけではなく、家族全員でお互いの体調を気遣い、夏バテや熱中症とならないように支えていく必要があります。

夏バテや熱中症とならないよう、家族全員の体調を整え、夏を乗り切りましょう。

 

この記事を書いている人

今回の記事は、筆者協力者である現役看護師の ” にしの”  さんが書いています。

 

 

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