ポイント
この記事でお伝えするのは次の通りです
・履歴書の書き方で、大事なのは転職の「志望動機」。採用担当が最初に注目します
・転職時の履歴書の中で、志望動機が重要である理由
・履歴書の書き方で、転職の志望動機は、どのように書けば良いのか
転職面接をする立場から履歴書の書き方について解説します。
特に大事なのは、転職に関する履歴書の志望動機についての書き方です。
なぜなら、面接官が一番注目するポイントだからです。
転職時の履歴書で最も大事なのは志望動機
転職の採用担当が、履歴書の中で、最も重視するのは、志望動機です。
一般的な履歴書は、志望動機のスペースが小さめになっています。
しかし、採用側は志望動機に、何と書かれているのかを、一番重視しています。
履歴書の中で、志望動機でよく書かれている事例
ほとんどの方が、「御社の社風に、魅力を・・・」「不動産に関心(当社の場合)があります・・・」などと履歴書に書いてあります。
それが本当に、あなたの転職の志望動機でしょうか。
「御社の社風に魅力を感じる」などと書いてくる方は、転職する前に、いつそれを知ったのでしょう。
入社する前に、会社の社風を知っていることになります。
それは、転職入社してから、分かることですね。
また、「以前から、不動産に関心があり・・・」と履歴書に志望動機が書かれているのも謎です。
不動産が好きなのに、関心があるのに、なぜ前職に長いこと在職していたのだろうと感じてしまいます。
つまり、転職時に提出する方は、履歴書の志望動機をあまり重要に考えていないのだと分かります。
履歴書の学歴・資格は実はあまり重視していない
もしかすると、転職時に履歴書を書く応募者からしますと、一番時間をかけるのは、学歴・資格の部分かもしれません。
しかし、学歴も資格についても、実は採用担当者は、あまり重要には見ていません。
もはや、学歴で転職をする時代ではないからです。
今は、個人の能力の時代です。
過去に、国立大卒業などの学歴の持ち主が、当社に入社したことがありましたが、その学歴は、業務には活かされず、退職しました。
資格もそうです。
コレクションのように、たくさんの資格を持っていて、履歴書にそれを書いてくる人がいますが、正直なところ、困ってしまいます。
転職時にプラス評価として、考えられるのは、仕事に使う資格だけです。
例えば、不動産業でありましたら、宅建取引士の資格を持っている場合、プラスに評価されます。
転職時の履歴書の中で、志望動機が重要な理由
志望動機には、その方の転職にかけている真剣度合いや熱意が、書かれるものと思っています。
面接官から見ると、転職の志望動機が、より具体的で思いのこもったものであれば、本当に当社に入社したいんだなぁと感じるものです。
転職にかける志望動機から、熱意や真剣さが伝わってくると、学歴や資格などは、あまり関係なくなります。
本当にその会社に入社したいと考えるならば、その思いをできるだけたくさん、履歴書の志望動機に書き込むことで採用の可能性が高まると考えられます。
実際に、今では、志望動機によって、採用を決めるようになりました。
転職時の履歴書の中で、志望動機はどのように書けばいいのか
では、具体的にどのように、履歴書に志望動機を書けばいいのか。
では、目を閉じて考えて下さい。
何故、その仕事に転職をしたいですか?
何故、その会社に転職し選ぼうとしていますか?
自分自身に出来ることは、どんなことですか?
思い浮かぶことは、なんですか?
体裁の良い文章などは、気にしないで下さい。
転職して、年収アップしたいからですか?
募集の内容を見て、働きがいを感じられそうな会社に転職したいと思ってからですか?
福利厚生のきちんとした会社に転職したいと、考えたからですか?
自分の得意なことを活かせると思ったからですか?
そのように、仕事を選び、会社を選ぶまでに、色々と考えたことを書くのが良いです。
素直な心で書いた方が、採用担当に伝わる文章になるはずです。
それが、転職の志望動機です。
それを履歴書に書いてください。
まとめ
・転職時に提出する履歴書の書き方で、一番大事なのは、志望動機です
・志望動機は、履歴書に定形文のコピペをするのは止めて下さい。
・自分以外の人間も同じような履歴書と志望動機で提出されているとしたら、あなたは採用担当から選ばれますか?
・転職にかける熱意を志望動機として書いて下さい。履歴書に熱意を書いて下さい。